2026年10月15日木曜日
3 分前
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あるレコーディングの日、私は風邪をひいていた。
結構、鼻声。(もともと鼻声ぎみだけど笑)
しかも!
それは私のアルバムではなく・・・
村下孝蔵トリビュートアルバム
『絵日記と紙芝居 ~村下孝蔵トリビュートアルバム~』
8曲目の「とまりぎ」のレコーディングでした。
(2006年7月12日リリース)
プロデューサーは須藤晃さん。
スタジオに入って、風邪をひいていることをそーっと話したら、
須藤さんは
「あ、そういうこと(風邪ひいてるとか)気にする人なの?」
と笑っておっしゃった。
「その状態を録音できるんだからいいじゃない?」
そして、歌い手さんは最初のテイクがいいに決まっているんだから、と
数回歌っておしまいになった。
上手になっちゃったらつまらない、というようなことも
おっしゃっていた記憶がある。
その後、何度かメールのやり取りをしたけれど、
ちょっとした言葉が「詩」のようだった。
材料はみんなと同じ「言葉」なんだけど、
順番が違ったり、使い方が違う。
言葉の名料理人という感じだった。
食べさせてもらうたびに、美味しい!嬉しい!元気になる!
私、ちゃんとお礼を言っていたかしら?
いつかまたご縁があったらいいのにと思っていたけれど、
あれから20年も経っていたなんて。
須藤晃さんの訃報に寄せて。
ご冥福をお祈りいたします。





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