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2023年7月9日日曜日



高校時代

コーラス部がなかったので

茶華道部に入った。

一週おきにお茶とお花を教えてもらえるというお得でゆるーい部活だった。

だけど、講師の先生は、本当に素敵なお師匠さまだった。

いまだにその先生のスッと伸びた背中とグレイヘアーに憧れている。


文化祭では浴衣を着て

中庭や教室でお茶を振る舞った。

もうお作法は忘れてしまったけれど

素敵なお茶碗や花瓶や花器を見ると

いいなーいいなーと思っているし

気持ちをリセットしたいときは

お抹茶を点てる。

その程度だけど

私の心のオアシスになっているし、

丹田がしっかりしていないと

無作法に見えて

どんな「道」もブレるんだなということを

学んだと思っている。


当時、「お茶とかお花とかなんのためにやってんの?」と何度も聞かれた。

「好きだから。」だけではあんまり納得してもらえなかった。

今なら「日々を豊かにするためだよ。」って、言えるかもしれない。




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