30歳の頃に
母の納骨を済ませた後、京都で買った指輪。
私にしては高いと思ったけど
誕生石のオパールを使ったものだったし
こういう形のものは他で見たことがなくて
しかもつけてみたらぜーんぜん長く見えない自分の指が
ちょっとだけ伸びて見えた。
お守りがわりに!と自分に言い訳しながら買い求めた。
贅沢品だ・・・と思っちゃうんですねえ。
10年くらいはしょっちゅうつけていて、まさにお守りになった。
ライブの時はつけていないと不安になったりもして。
気づけば、周りについてる小さなオパールたちが3つも取れていた。
言わなきゃわからないし
気にせずつけていたけど
単純に最近は指輪をしなくなったし
こういうテイストの服も着ないし・・・ということで
宝物入れで冬眠していました。
たまたま、先月のお誕生日に、なんとなく取り出してつけてみたら
やっぱり可愛いなーと思っちゃって連日装着。
そんなある日。
取れたままの石が気になるなあと思いながらカフェを出たら
目の前に「オリジナル指輪製作」の看板が。
同じ種類ではないけれど(オパールってすごく種類があるんです)似たものを探しだしてくださって、3つの穴は無事に埋まりました。
金色の部分は燻したような加工で、そこが好きで付けていたけど。
今回はちょっと磨いてもらって金の部分が増えました。
あれから20年経った分を、キラキラした輝きとして頂いだようで、とっても嬉しい。
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