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2020年3月11日水曜日


9年前、震災のすぐあとに、黙祷の火という意味の「祷火」という曲をかいた。

ライブでしか、歌っていないけど、作品にしていないからこそ消えないものもあるなあと思う。

その火を消さずに、いつか、形にしたいと思うし、だけど、やっぱり、残すものにしなくてもいいのかもしれないとも思う。

あの日を境に、それまで以上に、「私が遺したいもの」を、意識して書いている。

それは、かわいい道ばたの花のことだったり、おいしくできたごはんの味だったりもする。

大事なところは、いつでもあなたを思っているということ。

素敵な何かをみつけたら、1番にお知らせしたいわけです。

だから、お元気で。

私も、元気でいるつもりだよ。


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