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2019年8月24日土曜日

  • okuiakiofficial
  • 2019年8月24日
  • 読了時間: 1分

スーパーの精肉コーナーは、とても冷えている。

すぐに冷えちゃう私は、ささっと通り過ぎたい。

でも、昨日は思わず足を止めてしまった。

10歳くらいの男の子がお母さんに

「ぼく、あっちに行ってるね。カブトムシが凍っちゃうから。」

「うん、わかったー。」とお母さん。

そして、笑いながら「いや、凍らないけど・・・」と小さなお声。

ビニールに入った虫かごらしきものを大切に、まるで卵を温めるように抱えている男の子の背中がかわいかった。

子育ては大変なのだろうけれど、こういう素敵な瞬間がいっぱいなんだろうなあ。

母が、もう二、三人産んでおきたかったと言っていたことを思い出す。

一緒にいられる時間は、ほんとうにあっという間だし、大変だったけど、ほんとうに楽しかった、らしい。


 
 
 

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