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2019年1月25日金曜日


10年日記が売っていた。

未来の年号をみても全然ピンとこなかった。

2028とか2029とか、暗号みたいだ。

だけど、私たちが出会ったのは1993年だったのだ。

今日と同じようにあれがかわいいこれがおいしいと言い合っていた。

時間は止まらないけれど、どこかに留まっている。

呼べば、風にのってやってくる。

捕まえられないし、二度と乗れないのに、ずっと走っている電車みたいだ。


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