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昨日、母の日だったから、我が母のことを思い出していた。
突然「あ、大根はちみつつくらなきゃ。」と思った。
1本98円(安かったので嬉しい)の大根。
少しだけお味噌汁に転身してもらっただけで、どどーんと台所に横たわっていたのだ。
母からの連想だったのは、「ノドにいいから」と特に冬はよくつくってくれたのだ。
蜂蜜に刻んだ大根を入れておくだけなのだけど、そういう食事ではないプラスアルファの手間をかけてくれていた愛情を(今さらやっとほんとうに)有り難く感じている。
久しぶりの、大根はちみつ。
できあがったシロップ部分は、水やお湯で割らなくても、サラサラで、においもあんまりない。
昔のは、もっと大根くさかったし、味も癖があったような気がする。
お湯で割って、水筒に入れて持って行くと「なんかくさくない?」と、同級生に言われて恥ずかしかったのになあ。
何日か経つと、シワシワ大根になって、いわゆる漬け物みたいに硬くなる。
それも最終的には食べるのだけど、今からそれが楽しみ。