夕焼けの時間だけ、身体が分離できないものかといつも思う。
あっちでもこっちでもきれいに色付いた雲がみられる日なんて、どこで空をみればいいのか考えて移動しているうちに日が落ちてしまう。
さっきまでピンクとオレンジの雲だったのに!と、わざわざのぼった歩道橋の上でがっかりする。
もちろん、日が落ちてからだって、空はうつくしい。
真っ暗になるまでの闇色グラデーションもみていたい。
でも、明日はライブなので、身体を冷やしちゃいけないので、後ろ髪をひかれまくりつつ、桜の花ふぶきのように舞う、桜の葉ふぶきを見届けて、帰宅。
桜、ちゃんと花を咲かせる準備中だったよ。