日暮れの時刻。
カーテンの隙間からみえた淡いピンク。
天気が悪くなるときいていたのに、
良くなっている!
おおきな雲はどんな形になればいいのか
悩んでいるみたいだった。
眺めているあいだに、
四角い穴があらわれた。
待つのは嫌い。
待たせるのも嫌い。
だから約束はしない。
思いつきで旅立つ人のための、出入り口。
いってらっしゃい。
あれもこれも手放せなくて、
一歩も進めないときは、
世界を逆さにしてみよう。
青い鳥が、みえませんか?
これだけ大きな背中なら、
なんでも載せていってくれそう。