2025年10月17日金曜日
- 奥井亜紀

- 10月17日
- 読了時間: 1分
大学時代(演劇芸能専攻)の仲間に会った帰り道は
いつも遅くなっちゃって
夜空を見上げながら
あれこれ思い出しちゃう。
昔、学祭の稽古をしていたのは
今頃だったんだろうなあ。
本番が近づくと
体力がなくなって
絶対風邪をひいちゃうっていうのが
私の定番だった。
本番を元気に迎えられた日なんてあったかなー?
それでもなんとかなって
変え難い多幸感を味わっちゃう。
あれで、舞台の魔法にかかったんだろうな。

そろそろ
家に着くという頃に。
あったかい風が吹いた。
現実には温度は変わっていなかったと思うけど。
香りがついていたせい。
今年最初の金木犀の香り!
香りの出どころはわかったけれど
まだ小さい花だった。
空には、(多分)オリオン座。
季節の折り目に立っている気がした。




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