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2024年6月8日土曜日

  • 執筆者の写真: 奥井亜紀
    奥井亜紀
  • 2024年6月9日
  • 読了時間: 1分


絶対に百を超えてその道を通っているのに

梅?の実が付いているところを初めて見た。

木を見上げながら歩いていたわけではなくて

歩いている道の上にたまたま実が一つ落ちていたので

どこから?と探して見上げたのだ。


落ちている場所からは

少し奥まっているところに木があった。

ちょうど風が吹いていて

気持ちよさそうに木が揺れている。

「ここだよー!ここ、ここ。」と言っているみたいだった。


これまでずっと実っていたはずの実を

私はやっと見ることができたと思うと

記念に写真を撮りたくなった。

実ったタイミング

道に落ちたタイミング

私が今日この道を選んだタイミング

いろんなことが重なったおかげで

木の存在にも気づけたわけだ。


「その時」というタイミングは

歯車が合うようなものだから

進んでいる道に何もない日だってある。

だけど寂しがる必要はないし

迷ったり悔やんだりしなくていい。

その道を歩いているからこそ出会える

自分だけの宝物を楽しみにして行こう。






 
 
 

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