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2024年10月8日火曜日

  • 執筆者の写真: 奥井亜紀
    奥井亜紀
  • 2024年10月8日
  • 読了時間: 1分

夜、寄り道気味に帰ってきたら

風も雨も強くなってきて

気づいたら

通りにはだーれもいない。


風のせいで

アスファルトに落ちる雨が

波打って見える。

雨のカーテンのようで

とっても綺麗。

たとえ雨に濡れても

すぐ家なんだし、と思ってしばらく眺めていたら

こどもの頃の記憶が戻ってきた。


同じように誰もいない坂道の下で

雨が落ちてくるのを楽しく眺めた。

長靴の中も水浸しだったし

結構な雨だったと思う。

そのころはすでにコーラスで歌っていて

よく「大地」という言葉を口にしていたけど

街育ちの私はピンと来なかった。

でも、雨が落ちて弾んでいる様子を見ていたら

そこがアスファルトでも、「ダイチ」という響きが

ぴったりなんだなと感動した。

雨と私 それだけで 完璧!みたいな喜びを感じました。


母なる大地を あー♪の

「大地讃頌」な感じです。



明日も雨らしいので

月はしばらく見れないなあ。

昨日、見れてラッキーだったなあ。






 
 
 

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