夜、寄り道気味に帰ってきたら
風も雨も強くなってきて
気づいたら
通りにはだーれもいない。
風のせいで
アスファルトに落ちる雨が
波打って見える。
雨のカーテンのようで
とっても綺麗。
たとえ雨に濡れても
すぐ家なんだし、と思ってしばらく眺めていたら
こどもの頃の記憶が戻ってきた。
同じように誰もいない坂道の下で
雨が落ちてくるのを楽しく眺めた。
長靴の中も水浸しだったし
結構な雨だったと思う。
そのころはすでにコーラスで歌っていて
よく「大地」という言葉を口にしていたけど
街育ちの私はピンと来なかった。
でも、雨が落ちて弾んでいる様子を見ていたら
そこがアスファルトでも、「ダイチ」という響きが
ぴったりなんだなと感動した。
雨と私 それだけで 完璧!みたいな喜びを感じました。
母なる大地を あー♪の
「大地讃頌」な感じです。
明日も雨らしいので
月はしばらく見れないなあ。
昨日、見れてラッキーだったなあ。
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