有吉佐和子さんの
「青い壺」文春文庫
偶然入った本屋さんで平積みされてた。
9月15日新装版第18刷 発売のおかげで出会えたらしい。
初出誌 昭和51年「文藝春秋」
するする読めた。
面白い。
白だけじゃなくて黄色も青も赤も緑も入ってた。
本の中から登場人物が現実に飛び出してきそうだった。
なので、ひらがなで、おもしろいと書いておきたい。
どの言葉も優秀な細胞のよう。
集まって、名作!
読み終わった時
幼稚園でシスターに
「神さまはいつでも見守ってくださっているのよ。」と言われたことを思い出していた。
そういう言葉が書かれていたとかではないので、不思議だった。
平松洋子さんの解説を読んで納得した。
有吉さんは洗礼を受けたクリスチャンで
“精神のルーツが注ぎこまれている”と書かれていた。
こんなふうに自分の信じる真理を残せたら幸せだなあ。
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