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2023年9月21日木曜日



有吉佐和子さんの

「青い壺」文春文庫

偶然入った本屋さんで平積みされてた。

9月15日新装版第18刷 発売のおかげで出会えたらしい。

初出誌 昭和51年「文藝春秋」


するする読めた。

面白い。

白だけじゃなくて黄色も青も赤も緑も入ってた。

本の中から登場人物が現実に飛び出してきそうだった。

なので、ひらがなで、おもしろいと書いておきたい。

どの言葉も優秀な細胞のよう。

集まって、名作!


読み終わった時

幼稚園でシスターに

「神さまはいつでも見守ってくださっているのよ。」と言われたことを思い出していた。

そういう言葉が書かれていたとかではないので、不思議だった。


平松洋子さんの解説を読んで納得した。

有吉さんは洗礼を受けたクリスチャンで

“精神のルーツが注ぎこまれている”と書かれていた。

こんなふうに自分の信じる真理を残せたら幸せだなあ。






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