敬老の日。
電車に乗ったら、混んでいた。
老若男女バランスよく、賑やか。
おやすみの日は
そういうつもりの人が多いからか
車内がカラフルに見える。
黒づくめの人も
アクセサリーが派手だったり
露出が多めだったり。
それぞれのお出かけ先を予想して、楽しい。
永遠に答えがわからないから妄想だけど。
高校生男子がリュックから取り出したジップロックに入ったおにぎり。
ワカメがまぶしてあるように見えた。
わかるなー
美味しいよねー
電車は未来へ私を運んでいるのに
心は記憶を遡って幼少時の食卓へ。
島根から送られてきた板わかめをまぶして食べた夕食。
頑張っておかずを作ってくれた母には悪いけれど
それだけずーっと食べていたかった。
米飯給食が始まった小学校高学年の頃。
（べいはんきゅうしょくなんてコトバ懐かしすぎる）
ワカメご飯の日はみんなも喜んでいた気がする。
牛乳とワカメご飯。
なんとも言えない味の混ざり具合だった。
私は牛乳がどんな飲み物よりも好きだったから
全然平気だったけど
“お茶の方が合う気がするなあ”
と思った瞬間のことを覚えている。
現実に戻って。
今日の自分の行先を検索。
乗り換えをせかせか歩きするなら
短縮できるよっていうコースまで教えてくれる。
せかせか・・・したら15分も短縮できる！
いつもは車両なんて気にしないのんびり派だけど
乗り換え時間のロスを防ぐために
推奨車両に移動してみたり。
無事にせかせかタイムで到着。
自分にだけわかる達成感。
余った15分は
ぼんやり写真撮ったりしてたらあっという間におしまい。
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