髪を切った。
いつもなら、パーマをかけるところだけど、
カットだけにした。
ということは、癖がものすごく主張してきて、
全然まとまらないと嘆いて、日々げんなりするに違いない。
美容師さんも不思議がってくれるほど、頭の左右で髪質が違う。
生え方もだけど、触った感じも違うから、ほんとに困る。
だけど。
この癖を利用すれば、私にしかできない髪型になるわけだし。
一点物が好きなんだし!
自分髪研究したいと思います。
ところで。
2003年の4月21日は、「DENIMUM」の発売日だった。
作っていたときは、母の闘病と今世での別れがあった。
インディーズで活動するようになって初のフルアルバムだったし、新しいスタッフさんばかりだし・・・とにかく、色んな思い入れがある作品。
PCの中を検索してみたら、当時の何かに使ったらしいセルフライナーノーツをみつけました。
一部を今日の記念に。
そして、そんなアルバム、聴いたことないぞというあなたへ。
視聴だけでもいいので、ぜひ、一度!聴いてみてくださいね。
マキシマム、ミニマムの最大、最小をもじってデニマムというタイトルをつけた。
デニムを着て唄ってる日常の、等身大の私を表している感じがしたから。
だけど、Under currentという、日記をそのまま歌詞にした曲があるから、
デニマムのマムは、ママなのだと思う。
ママ、なんて呼ぶと気持ち悪い、と叱られそうだけれど、
このアルバムを聴いたら喜んでくれるような気がしている。
今までは、ファルセットしか使わなかったから、
「なんか亜紀ちゃんじゃないみたい」と言っていた。
こんなに力を抜いて唄ってみたり、地声をちゃんと意識して使ったりしたのは初めてだ。
デビューアルバムに近い感覚の5枚目である。
もう、帰るところはないから、正真正銘一人で生きるデビュー。
だけど、たくさん仲間がいます。
気に入ってくれ、と聴いてくれた人みんなに言う気もないです。
嫌われても、これが私なんだと、胸を張って立っていられる気分です。
作品は、遺書である。
これが私の遺言集。
まだまだ生きるから、書き換えするけれど。
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