公衆電話。
すでにこの写真を撮った2010年でも、使う頻度はかなり減っていた気がするけれど、この時に限っては、成田空港の公衆電話だったからワクワクしたのを覚えている。
子供の頃は、電話ボックスの中に入るだけでときめいたし、
通りすがりに、すごく楽しそうに会話している人を見かけると、私も幸せな気持ちになれた。
高校時代に書いた曲には、公衆電話がなかったらなりたたないものがあったりする。
ポケベルで呼び出しがあって、海辺を走った20世紀の夏。
やっと電話ボックスを見つけて電話をしたら「急ぎじゃなかったのに」と言われたり。
最近、公衆電話と私は想像の世界で仲良し。
未来の世界では、電話ボックスがタイムトラベルの入り口。
昔使っていた実家の電話番号にかけて、呼び出し音の途中で時代と時間を打ち込むと・・・時間旅行の始まりです。
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