出先で、キンモクセイの香りがすると、どこだどこだと探してしまう。
おかげで今日は急な階段を何度かのぼることになった。
ある場所では、いろんな木があって、キンモクセイの花はまだつぼみらしく、香りの出所がわからずじまい。
オレンジの花がついてくれたら、ちゃんとわかるかもしれない。
昨日の雨風に耐えて、香りを放っているなんて、美しいものは、強くもある。
台風一過のまぶしい日差しと青空。
街も、どの人もぴかぴかに輝いて、天使みたいだった。
今、辛い状況の場所や人にも同じように日差しは届いていただろうと思う。
心の芯まで届いて希望のあかりに変わっていますように。