新幹線を使ってお散歩中。
気づけば、東京住まいが人生の半分を超えてしまったので、関西に足を踏み入れると、懐かしさよりも珍しさのほうが先立つようになっている。
まわりの人の関西弁を聞いていると、やっぱり私のは、いまいちだと思っちゃう。
京都の美術館「えき」で、吉村芳生展に立ち寄る。
立ち寄ったつもりが、なんだかこれを観に来たような気分になった。
私も使ったことのある鉛筆で、写真のような絵ができあがるなんて。
それだけじゃなくて、びっくりするほどの枚数に、大きさ、長さ。
芸術というか、神事というか。
経文であり、曼荼羅絵のようだと思ってみていた。