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2019年4月9日火曜日


子供の頃に好きだったものは、ずっと正しい食べ物として記憶されている。

正しいというか、土台になってくれているものだから、崩れてもらっちゃ困るのだ。

かなりはやいうちから、コーヒーが好きだったので、飲み物はできればいつでもホットコーヒーが良かった。

紅茶は渋い!と思っていたし、絞りたてのジュースではない果汁ものは好きじゃなかったし。

乳酸菌飲料も、そんなに得意じゃなかった。

真夏は、(関西人ならみんな知ってる)グリーンティーが特別な飲み物だった。

今は抹茶ラテとかおしゃれなものがあるけれど、夏休みのご褒美みたいに飲ませてもらえたグリーンティーにはかなわない。

冬の間、ココアのかわりに「ミロ」を飲んでいた。

子供用じゃないの?と聞かれたことがあるけど、大人になって飲むからこそ、好きなだけ飲めて良いのだ。

パッケージの男の子みたいに運動するわけじゃないけど、なんとなく身体にいいもんが入ってる感も一緒にいただく。

牛乳は飲まないので、豆乳でいれたり、お湯でいれたりする。

なので、味としては、若干さみしい感じになっちゃう。

牛乳の甘みと脂肪分は偉大!

めっちゃおいしい・・わけでもないものをなぜに飲むのかと言うと、それは「ミロ」だから。

これを飲んでおけば間違いない(に違いない)と身体が記憶しているから。

もうすぐ、袋の中身が空っぽになる。

春だしね。

ココア風味のものは、しばらくさよなら。


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