子供の頃、柄ものの折り紙があれば楽しいのにと思ったことを思い出した。
今なら、プリンターがあるから、自分の好きな柄で折り紙が作れるではないか!!!と思ったら、わくわくした。
でも、折り紙でとくに何かがつくりたかったわけではなくて、紙が好きだった。
和紙は、特にときめいた。
宝物箱に、ちぎれた紙もしまっていた。
何かにするわけではないのに、という意味では同じく、クローゼットのなかには、何にする予定でもない生地が何枚もある。
もうすぐ、衣替え。
「これ、どーするのかしら、私。。。」と思いながら、うっとり眺めるのだと思う。
(そして、あたしってばかだなーって、自分を責めちゃう。)
書いていて気づいたけど、延々と携帯で柄を作っていて楽しいと思うのは、「千代紙ってかわいい!」と思った幼少時代に根っこがあるんだなあ。
今まで、自分でも不思議だった。
なぜ柄をつくるが楽しいんだろうなあって。
何になるわけでもないのに!
本能に近いこと。
そう思ってみたら、ちょっと楽になるかもしれない。