
公園のいちょうの葉が、道路にまではみ出していた。
いつもこのアスファルトには、ネコが座っている。
この光景に驚くだろうか。
桜吹雪のように、イチョウの葉吹雪が舞って、とてもきれいだった。
ビデオに撮りたいと思ったけど、うまくいかない。
肉眼でみればいいのに、と自分で思ったけど、残せるものなら、残したい。
撮っておきたい、とっておきの時間。
公園管理のガードマンさんも楽しそうだった。
すれ違ったおばあちゃんたちは、ぎんなんをみつけるたびに、遠足帰りの子供みたいに声をあげてよろこんでいた。
私よりも何度もイチョウをみているだろうけど、飽きてはいないということだ。
未来が楽しみだな。
ときめきをクレッシェンドさせて生きていきたい。