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2018年12月1日土曜日


いつも、このページには、タイトルがわりに日付を書いている。

毎日打つから、2018という数字の列が意味ではなく、模様のようにみえる。

空気のような存在、という感じだ。

でも、今日は、ひと月後に2019に変わるだと思いながらゆっくり打った。

そして、2018年12月1日土曜日と書くのは今日だけなのだと当たり前のことも思った。

きれいな夕空をみながら、散歩をしていたら、びゅうびゅう風が追いかけてきた。

落ちていた葉っぱたちが、飛び魚みたいに跳ねる。

緑、黄色、まだら、茶色。

欠けたり、穴があいていたり。

等しく時が注いだのに、同じように枯れていくわけではない。

きれいな形のまま赤く色づいている葉っぱにであえると、よく生き残ったねえと声をかけたくなる。

葉っぱは、鳥の羽根にも、私たちの手にも似ている。


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