神社に着くのと同時に虹に気づいた。
とても嬉しい偶然だった。
青空ばかりで、いつ雨が降ったのかと思ったけど、虹が近くにみえただけで、ほんとうは遠くにあって、そこは雨だったのかもしれない。
行き当たりばったりの人生だけれど、日常も同じく。
夜は行き当たりばったり、花火をみることができた。
今朝、金色の朝日をみたときは、これ以上に綺麗なものがあるのかなあと思ったけど、花火も虹も、昼の空も、どれもこれも綺麗なのだった。
美しいものをたくさんみたい。
私のなかでみんなかけ算みたいに増やして、いつか私からの虹にして放てるように。