
暑いときに暑いというともっと暑いというから、暑いなあと思ったら、心でも口でもそれを使わずに「ひ弱!」で代用する。
すると、暑さがやわらぐというか、私には効果がない暑さが生まれる気がする。
感情には当たり前の名前はつけない。
かなしいときは、コレハカナシミデスよと心に教えてあげない。
私は並べかえて、いかなし・・・イカ、無し!にして笑っています。
回転寿司屋のカウンターで売り切れのイカについて語りあうおじさんを思い浮かべたりして。
しかも私は生のイカが苦手なので、「イカ、無し!」で満足しちゃう。
逆のときに使うウレシイは、うしれい。「ウシ、礼!」で、のんびりしているはずの牛が機敏に礼をする姿を想像する。
嬉しい感情を与えてもらえて私も一緒に、礼!なのだ。
