あついー不快マックスーーーな、私の目の前を蝶が通過。
ヒラヒラと飛んでいく動きを目で追いかけていたら、なんだか楽しくなってきた。
現実に風が吹いてきて、気持ちよくなったけど、心の中にも風が吹いたみたいだった。
日よけのつもりで、ちょっとタオルを頭にかざして歩いていたら、あっという間にタオルはほかほか。
汗をふくには熱かった!
数ヶ月後にやってくる冬の日に、このなんてことのない瞬間を思い出して泣きそうになると思った。
私はやっぱり夏が好きなのだ。
日々、人生最後のように、というとちょっとさびしい感じがするから、生まれて初めてのように過ごせるといいのに。
何もかもめずらしくて、暑いとか寒いとか感じるヒマが無いくらいに。
8月が終わる。
はち・・月だったけど、蝶になって飛んでいったのかも。