新潟。
びっくりするほど暑かった。
ほんとに数ヶ月後に雪が降ったりするの???と、不思議になった。
海も穏やかで、空の鏡のようだった。
これが冬には荒ぶる日本海なの?と何度も思った。
公園を通り過ぎるとき、私はみてないけど、すぐそばに蛇がいたらしい。
草むらを横切るときも、都内と同じように思っちゃって、危機感がまったく芽生えない。
空には、「つ」型の雲。
蛇にみえなくもない。
龍なんてどこにもいないよーと言いつつ、みんな似たような絵を残している理由は、雲にあるような気がしている。
真っ赤にそまった夕方の雲は、恐ろしいものだったのかな?
私は、天女さまの特別な輿が空から降りてきたんだなと思っている。
色つきの雲から雲へと移動して、暗闇のなかへ。
現代人なら、クラブ通いかな。
神社の参道で、光に眼を伏せた。
かみさまは、最初は「上様」だったのかもしれない。
木漏れ日も、上から差し込むものねえ。
神々しかったなあ。