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2018年7月31日火曜日


昨日、銀行に行ったら、3時過ぎだったのに、「まとまったお金をおろしたいんだけど」とお怒りのお兄さんがいた。

警備のおじさんが「銀行の窓口はどこも3時まで」と言い返していたけれど。

きっと、日頃は現金を使わない人なのかもしれない。

すごく困った顔をしていたから、あのあとどうなったのかとても気になる。

これからどんどんキャッシュレスになっていくということに、ときめきがあるけれど、同じくらいのせつなさも感じる。

お金のありがたみとか、減っちゃうのではないかという声もあるけれど、私はそういうことよりも、紙幣やコインのデザインがかわいいと思うから、今のうちにいろんな国のものをみてみたいし、さわってみたいのだ。

質感が大事だものねえ。

今でも、初めて500円玉を持ったときの「メダル感」が忘れられない!

おもちゃの紙幣やコインも大好きだった。

ゲームに勝ちたいとかいうことよりも、デザインが好きで並べてみてるのが好きだった。

収集(はしないけど)する人の気持ちがよくわかる。

たばこのパッケージデザインも好きだった。

東京に来てしばらくの夏の憩の場は、かつて渋谷にあった「たばこと塩の博物館」だった。

入場料が安いし(渋谷なのに!)世界各国のたばこのパッケージがスクラップされているでっかい図鑑のようなアルバムを眺めていられるのが幸せだった。

写真じゃなく、スクラップなところが良かったなあ。

あと、タバコの明記じゃなく、たばこ。なところも好ましいのだ。

最近は、吸っている人が少ないし、パッケージを近くでみることが無いけれど、最後にしげしげと眺めさせてもらったときに、健康を害しますよーっていう文章が大きくて、(表示しないほうがいいということではなくて)パッケージのデザイナーさんはかわいそうだなあと思った記憶がある。

でも、逆にいうと、その文字の持っている恐ろしい感じがひしひしと伝わってきて、漢字の力強さや文字の持ってるパワーってすごいなーと思ったので、いつか遠い遠いいつかにふり返ったときは、おもしろいデザインになるのかもしれない。


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