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2018年7月3日火曜日


今年も、ご近所には小さな向日葵エリアができていて、私の背丈を余裕で越えていた。

いつのまに育っていたのでしょうか。

海の中でもないのに、浦島太郎の気分。

散歩の途中に見かけるコンビニの「サンクス」が「ファミリーマート」になっていた。

サンクスにサンクスできなかったけど、考えてみたら、その店に入ったのは5回もなかったかもしれない。

それでも、あったものがなくなるというのは、淋しい。

子供のころ、大きなスーパーに行くとワクワクしたけど、安売りの苺売り場にたくさんの手が伸びているのをみたとき、こわくなった。

同級生のお母さんのカゴにも入っていた苺のパック。

食べ続けたら、みんな同じ顔になりそうな気がした。

いつのまにか、じわじわと、人間なんだけど、私なんだけど、奥井亜紀なんだけど、そのはずだったんだけど、スーパーの食べものでできあがった大量生産のロボットになっていく感じ。

今でも、こういう想像をするときがあるけど、心の絵本にしまっている。

図太くなったのか、ロボットになったほうが幸せバージョンも思い描いたりする。


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