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2018年1月5日金曜日


昨日、京都タワーを真下からみたら、和傘を広げたような形だなと思った。

寒いときに、灯りをみると助けられたような気持ちになる。

灯りの傘、いいなあ。

お墓参りにいったら、「法義相続」という花文字があった。

先人たちの、思いや教えを伝えていくこと。

血縁の有り無しではなく、人間として、次の世代に何かをバトンしなくちゃいけないなあと思う。

ありがたいことに、歌うお仕事は、その近道がたくさんある。

美しいイルミネーションのように、そこら中に音楽は流れているし、素晴らしい曲もすでにたくさんある。

私が伝えなくちゃいけないことなんて、もう無いような気がしている。

だけど、だからこそ、関わりあえる機会に恵まれたなら、私が持っている歌うよろこびや、感じてきた人生のすばらしいあれこれを、バトンしたいなあと思う。


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