飛ぶことができる生き物が歩いてる姿が好きだ。
今日みたカラスは、駐車場は広いし、道は他にもあるのに、わざわざ車の下を歩いていた。頭をちょっと下げて、ひょこひょこ通り抜け。
トンネルごっこでもしていたのかしら。
これはいわゆるひとり遊びなのかしら。
年の瀬。
この言葉をきくたびに、ごうごうと流れていく河を見下ろしているような気分になる。
1歩踏みだせば、濁流にのみこまれちゃう。
なんだかこわい。
だけど、ほんとうにそうなのかな。
だって、気づいたら、毎年、新しい年の上に立ってるでしょ?
みんな、翼がついているんじゃないの?
1歩、踏みだしたら、ほんとうは飛べるんじゃないかな。