
去年の今頃も美容院に行っていて、今日と同じように前髪を勢いよく短くして、強めのパーマをかけていた。
同じような行動は、他にもある。
最近撮ったものと似たような写真は、携帯の中にたくさん眠っている。
みつけるたびに、苦笑い。
外食先で選ぶメニューとか、洋服の組みあわせとか。また同じ・・・と、我ながら呆れる。
同じなのがダメなんじゃなくて、記憶がないことに呆れている。
年をとったせいの、物忘れだと思うのは腹立たしいから、日常は万華鏡なのだと思うことにしよう。
具(私)が同じだから、どこかが似ていても、仕方がないのだ。
逆に、まったく同じ景色をみたり、その瞬間に立ち止まったりもできないんだし。
明日も、似たような、だけど、はじめましての1日を楽しく過ごそう。
