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2017年8月26日土曜日


幼い頃から、気づけば十字架が好き。

リボンは人を選ぶけれど、十字架は選ばない気がして、身につけることにも憧れた。

一番欲しかったのは、シスターが腰にまいていたロザリオ。

木製で、渋い茶色だった。

クリスチャンでもないのに、買えるとしても、ロザリオをアクセサリーとして身につけるのは失礼な気がするから、いまだに憬れのままだ。

お散歩中にハートのモチーフや、そうみえるものをみかけると足をとめる。

天使からのラブレターだと思っているから。

でも、十字架の場合は、「十字路に立っていますよ」というお知らせだと感じる。

選択も決定も苦手な私には、とてもオソロシイお知らせ。


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