いったいいつの記憶かわからないけれど、
「太陽の色を黄色や赤で書かなくてもいい。」と
言われたけれど、
光の色が何色かわからないなあと思って、
ほんとうに困った。
自分の曲に「しあわせのいろ」というのがある。
書いといて何だけど、言葉にできる色じゃないと思う。
リリース当時のインタビューでは、“透明色”と言っていた。
透明(で澄んだ水のような心持ちで観る景色の)色だから、
何色でもないのだ。
光がうまく表現されている絵を観るたびに、
そういう声を出したいと思うし、
あたたかな光につつまれるたびに、
こういう空間をつくり出せる音楽をのこしたいと思う。
なんだか調子悪いなあと思うと、だいたい身体が縮こまっている。
光の放射のように心身を使えている状態に憧れてる。