冷蔵庫の中に、辛子明太子があると、なんだか他人の冷蔵庫みたいで、開けるたびに落ち着かない。
20代の頃はよく買ってたはずなのに、最近はまったく買わなくなった。
あの頃は、九州のキャンペーンで高菜と明太子のおいしさにめざめて、“おいしい九州の味”を欲していたような気がする。
だけど、お土産売り場で買ってたおいしい辛子明太子とスーパーのだと、なんだかやっぱり味の差を感じちゃって、だんだん買わなくなっちゃった。
きっと、お弁当つくったり、お酒のんだりするなら、便利な食べ物なんだろうなあ。
今、冷蔵庫にいるのは、珍しく購入したスーパー(で売ってた)辛子明太子さん。
全然辛くないし。
やっぱりなーって思っちゃった。
思い出がおいしすぎるのかな。
同じカッコつけられるなら、
スーパー(おいしい)辛子明太子さんになりたいだろうなあ。
とは言え、おいしくいただいてます。
好きな味なので。
ただ、おいしいから食べて!と、他人にあげたいほどじゃない。
あ、だからお土産用じゃないのか。
いつでも駆けつけるスーパー(マン)辛子明太子なんだね。