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2016年12月13日火曜日


一時期、担々麺がとっても好きだった。 というより、辛いものがめちゃくちゃ好きだった。 いや、めちゃくちゃ辛いものが好きだったのでした。 汗をかかないと食べてる気がしないので、家で辛いものを食べるときはサウナスーツを着たりして。 別に辛くないものも食べていたけど、辛いものを食べに行く回数も、作る回数も今の何倍も多かった。 いまだにカレーは自分でもよくつくるし、食べに行く。 だけど、辛さのほうは、普通よりちょい辛、くらいにとどめている。 ただ、【うちの店は辛さにこだわってますよ】というニュアンスを含めた看板をみると、不思議な対抗心が芽生えてくる。 もうひとりの私が、その対抗心の芽をもしゃもしゃっと食べちゃうから、結局は食べないんだけど。 なぜこんなことを書いているかというと、今日のランチが担々麺だったのです。

しかし、あんなに好きだったのに・・・ 「ラーメンはさ、シンプルな味が1番だよ。複雑な味にする必要があるのかい?」と、もうひとりの私が問うてきた。 年をとったということなのか、「あっさりが、1番ですよねえ。」と答えてしまう。 今の私には、あっさりプラス、ごま油的なもの、くらいでいいのかも。


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