CDを買うときは、“ジャケ買い”が多かったけど、本も同じ。
嫉妬半分で、“タイトル買い”もしちゃうけど。
ながーい文章は書けないけど、タイトルくらいの短い文だと、
なぜ私は思いつかなかったの?と、悔しくなる。
でも、悔しくなるぶん、中身が気になるから、結局買っちゃう。
今読んでいるのは、「ある小さなスズメの記録」
置いてるだけでもかわいい文庫本。
ほんとうに、記録なんです。
スズメと暮らした12年間の。(そんなに長生きするのかとそれだけで内容が気になった)
翻訳の梨木香歩さんには、過去に読んだ物語でも幸せな気持ちにしていただいたけど、この本もそんな予感でいっぱい。
風を感じるし、生き物の気配がする。
文字に毛が生えてる!といいたくなる。
質感を感じる言葉使いというのかしら?
不思議だなあ。