道路沿いの雑草群。
春頃に一掃されていたのに、今はまた歩道を占拠する勢いで伸びている。
昼間はまぶしくて見えてなかったけど、夜になったら花が咲いてることに気づいた。
茎が折れちゃってるのに、上を向いて咲いている様子をみていたら、また人間の都合で一掃されちゃうんだなあとせつなくなってきた。
自分を全うしているから、悔いは無いかな。


家に帰ってきたら、ちょうどドアの前に裏返った蝉。
扉、開けたらお身体に当たるんですけれども・・・
実はまだ生きていて、いきなり飛び立ってくれることもあるから、音をたてたり、遠くから風を送ってみたりした。
ちょうど扉が開くぶんくらいにはビリビリいいながら動いてくれたので、私はすばやく部屋に入った。
蝉さん、玄関先でお亡くなりになるのかしら。ああ。