ちょいと、もっときれいな字でサインをしなさいよ。
と、いうことは置いといて。
これは、2009年の5月30日に長野のライブハウス 「India Live The SKY」さんで歌わせてもらったときに書いたもの。
今でも、会場の入口の壁に貼ってくださっています。
もう7年前のことかと思うとびっくりなんだけど、このポスターで着ているオーバーオールは今でもよく着ているお気に入り。
着るたびに撮影したときのこともうっすら思い出したり。
ただ、デニムの色がだんだん褪せていくみたいに、いろんな記憶が消えていっているんだろうなあ。
そして、デニムと同じく、色や形の変化した記憶でも、残っている限り、愛着が増すのです。
長野と、東京。
そこそこの距離はあるんだけれど、こうやって、写真をみることで、また記憶をなぞって、私の愛着の信号が空を越えて飛んでいく。
そういうことを考えているとき、嬉しいに決まってるし、世界が明るい!
目にみえるものは、たくさんあるようで、少ない。
こうやって、書いている文字も、どれだけ書いても、「たったそれだけ」な気がします。
行間に拡がる空白は、無限だもの。
この空白(白かどうかはわからないけれど)は、みえないものだけど、実はそれぞれが見ている世界の色なんだと思う。
明日も、素敵な色のSKYがみえるといいなあ。